日々の記録をつけるためにブログを始めることにした.

 

今日はバンコクのワット・アルン(暁の寺)を見てきた.

 

朝に洗濯物.ホテルの近所のコインランドリーで.30バーツ.細かいお金(5バーツとか)を入れたやつは勘定されず,そのまま消えた.待ってる間にCandes et al (2006) を少し読む.趣味で読んでるだけだが,面白い.その後タクシーでワット・ポーの近くへ.120バーツ.およそ360円.

 

最初にMuseum Siamを見ようとしたが,工事中なのか入れず.対岸のワット・ポーに向かう.少し川沿いに南西に歩き,橋を渡り,ワット・ポーに向かって歩く.途中で中国のお寺があり,少し見物する.中国人っぽい観光客が多かった.

 

そのお寺を出て北方向に少し歩き,ワット・ポーに到着.それほど混んでいない.昨日のワット・プラケオに比べると大違い.自分としてはこちらのほうが落ち着いてよい.お寺の建物も金ぴかすぎない.観光客も多すぎない.お寺としての有り難みがある.

 

寺の中に入って仏像を拝める.なんとなく目をつぶって手を合わせてみる.特に何も祈らなかったが,目をつぶって静かにしているだけでも心が落ち着くので,そういう効用のために行う.こういうときにアジア人である自分が拝んでも周りからおかしく見えないのがよい.西洋人が同じことをすると遊んでるふうにしか見えない(本当は仏教を信仰しているのかもしれないが).

 

その後,チャオプラヤ川沿いを歩いて北上し,橋を渡ってPom Phra Sumen(昔に砦だった公園)まで行くことにする.結構暑い.昨日買った帽子が役に立っている.途中で飯屋に入る.パッタイを頼む.他に客は一人だけ.英語が喋れるおばちゃん.このおばちゃんが通訳してくれて頼めた.バンコクの外から来たらしい.このお店は前に来て美味かったので再度来たとのこと.元スチュワーデス.こちらがマヒドン大学に滞在していることを教える.専門を聞かれたので,答える.おばちゃんはTake Outを頼んでいたので,できあがったやつをもらい,出ていく.出て行く前に,タイの北部(チェンマイ)は自然が美しいという話をしてくれる.自分の飯がその後に届く.美味いが,味が甘めなのであまり自分の好みではない.いずれにせよ腹減りが解消してよかった.水を含めて50バーツ.

 

その後さらに歩いて北上.途中でジュースを買う.25バーツ.お店の女の子は愛想がない.おじさんは愛想がよい.日本から来たというと,「ありがと」とか言ってくれる.さらに歩く.暑い.途中でマーケットがある.服が沢山売っている.混み混みだったので通るだけ.タイ人がほとんど.外国人は見かけない.タイ人は黒い服を来てる人が多い.ラーマ9世のお葬式に参加した帰りだろうか.地方から来た人が観光がてらに来てるのかもしれない.黒いTシャツを来てる人も多い.あつそうだ.

 

橋を渡って左折し,さらに歩き,ようやく目当ての公園に到着.すでに午後4時近く.それほど混んではいないが,外国人観光客が多い.ちょうどよい日陰のベンチがなかったので,日向のベンチに座る.日光も弱くなってきてるので,それほど問題はない.あと昨日買った帽子が役に立つ.川を見てボーっとする.チャオプラヤ川は結構うねっている.そんなに静かな感じの川ではない.最初に川沿いに来たときに,ボートに乗ろうかと思ったが,あんまり乗っていて気持ちよさそうではないのでやめた.すごく揺れてる.仮に放り出されて川に落ちても泳いで帰ってこれるだろうが,携帯とかが死ぬし嫌だなあと思った.川を見るのに飽きると,地球の歩き方を読む.タイの北部にも結構遺跡があるようだ.今度タイに来る機会があれば行こう.

 

その後タクシーを拾ってホテルに帰る.タクシーの運ちゃんは日本語が少し喋れた.英語は結構喋れる.昔女の子に教えてもらったのだそう.藤原紀香とか仲間由紀恵とか知ってる.「日本の女の子カワイー」とか言ってる.おもしろいおっちゃんだ.タイの北東部から来たらしい.今年で17年間タクシーの運ちゃんをやってる.バンコクに来たのは仕事のため.ラーマ9世の話も少しする.ラーマ9世は本当にタイ人に尊敬されている.現国王のラーマ10世は"So So"とのこと.タイには不敬罪があるし,まあこれが言うことのできる最悪の表現なのかもしれない.ウィキペディアで見ると,ラーマ10世はまあそういうタイプらしい.到着して,金を払う.最初150バーツと言われたが,100バーツにしてくれる.親切っぽいが,それが相場かもしれない.いずれにせよ感じの良い運ちゃんだった.

 

ホテル前について,焼き魚の丸焼きを屋台で買ってみる.20バーツで2尾.こいつが結構美味かった.